ジュースとは

content-photo

ジュースとは

果汁100%飲料のことを指します。一般にジュースを飲料として大量生産する場合は、果実をそのまま搾って製造する製法(ストレート)と、搾った果汁の水分を飛ばして濃縮し、飲料にする際には原料と同じ分だけの水分を再び添加してジュースに戻す濃縮還元の、2つの方法が存在します。

栄養面では、あまり大差はありませんが、ジュースへの加工段階で、どちらも生の果実よりビタミンCや食物繊維は少なくなります。ストレートにせよ濃縮還元にせよ、加熱殺菌は同様に行われます。

ジュースの規定

またトマトジュース、にんじんジュースについては別に規定があります。
まずトマトジュースは、日本農林規格 (JAS) では、「トマトを破砕して搾汁し、又は裏ごしし、皮、種子等を除去したもの又はこれに食塩を加えたもの」または「濃縮トマトを希釈して搾汁の状態に戻したもの又はこれに食塩を加えたもの」としています。

次にニンジンジュースは、「にんじんを破砕して搾汁し、若しくは裏ごしし、皮等を除去したもの又はこれを濃縮したもの(以下「濃縮にんじん」という。)を希釈して搾汁の状態に戻したもの(以下「にんじんの搾汁」という。)」、「にんじんの搾汁にかんきつ類、うめ若しくはあんずを破砕して搾汁し、若しくは裏ごしし、皮等を除去したもの若しくはこれを濃縮したものを希釈して搾汁の状態に戻したもの(以下「かんきつ類等の搾汁」という。)
又はかんきつ類、うめ若しくはあんずを破砕して搾汁し、若しくは裏ごしし、皮等を除去したものを濃縮したもの(以下「濃縮かんきつ類等」という。)を加えたもの又はこれに食塩、はちみつ、砂糖類若しくは香辛料(以下「調味料」という。)を加えたものであって、かんきつ類等の搾汁、濃縮かんきつ類等及び調味料の原材料に占める重量の割合が3%未満のもの」と定義されています。

content-photo